スタッフ
ブノワ・マジメル監督・共同脚本:フレデリック・シェンデルフェール

1962年生まれ。父は、映画監督・作家として知られるピエール・シェンデルフェール。85年、助監督として映画界入り。2000年にシャルル・ベルリングとアンドレ・デュソリエという名優2人を起用した「SCENES DE CRIMES」で長編監督デビュー。フランスを震撼させた連続猟奇殺人事件を題材にしながらも、事件に関わる刑事2人の日常と心理を乾いたドキュメント・タッチで描き出し、第1作にして新しい犯罪映画の旗手として絶賛され、セザール賞新人監督賞にノミネートされた。2004年には、ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチを迎えたスパイ・サスペンスの大作『スパイ・バウンド』を監督。派手なアクションを期待した海外の観客には受け入れられなかったが、本国では大ヒット。ここでも徹底的にリサーチしたスパイの日常をリアルに描いて演出手腕を高く評価された。本作の後には、フランスの人気推理作家ジャン=クリストフ・グランジェの原作による「LE SERMENT DES LIMBES」、ジャーナリスト出身の作家ピエール・アスリーヌが自らの小説を脚色し、ダイアン・クルーガー、ブノワ・マジメルが主演する「LUTETIA」の2作が待機している。

【監督作品】 *カッコ内は主演者
2000年 『SCÈNES DE CRIMES』(シャルル・ベルリング、アンドレ・デュソリエ)
      ※映画祭題『犯罪の風景』、DVD題『少女首狩事件』
2004年 『スパイ・バウンド』(モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル)
2006年 『裏切りの闇で眠れ』

ピエール・シェンデルフェール
インドシナ戦争での記録映画にスタートし、製作ジョルジュ・ド・ボールガール、撮影ラウル・クタールのトリオで1964年の『317小隊』(主演ジャック・ペラン)をはじめとする傑作の数々を発表。小説『クラブタンブール』でアカデミー・フランセーズ大賞を受賞し、自ら映画化。現在も作家・映画監督として活躍。

共同脚本:ヤン・ブリオン

シェンデルフェール監督とのコンビで、「SCENES DE CRIMES」『スパイ・バウンド』、本作『裏切りの闇で眠れ』を共同執筆。徹底したリサーチに基づき、監督の信頼を得ている。

撮影:ジャン=ピエール・ソヴェール

代表作に『TAXi』(98)、『ヴィドック』(01)など。シェンデルフェール監督の長編作品すべてを手がける。

音楽:ブリュノ・クーレ

フランスを代表する映画音楽作曲家。代表作に『コーラス』(04)『ルーヴルの怪人』(01)『クリムゾン・リバー』(00)『WATARIDORI』(01)『ヴィドック』(01)『キャラバン』(99)『ミクロコスモス』(96)など。シェンデルフェール監督の長編作品すべてを手がける。

主題歌:マリアンヌ・フェイスフル

ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズが手がけた「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」のヒットで一躍スターに。映画界にも進出し、68年、アラン・ドロンと共演した『あの胸にもう一度』での黒のジャンプスーツに身を包んだ姿は伝説となる。その後スキャンダルで表舞台から姿を消すが、79年、名盤「ブロークン・イングリッシュ」を発表して復活。執筆活動や若いアーティストとのコラボレーションにも積極的で、60年代のポップ・アイコンから大人のアーティストとしてますます魅力を放つ。2007年12月に久々の主演作『やわらかい手』が日本公開。

製作:エリック・ネヴェ

意欲的なエンタテイメント作品で知られる気鋭のプロデューサー。代表作に『ドーベルマン』(97)、『シューティング・スター』(97)、『キッドナッパー』(98)など。シェンデルフェール監督の長編作品すべてを手がけている。本作後には、ジャン=ポール・サロメ監督の「LES FEMMES DE L'OMBRE」(08)が控える。